腰の痛みの中でもヘルニアと並ぶぐらい多いのが『腰部脊柱管狭窄症』ではないでしょうか!
歩く時や立ち上がる際に痛みが強くなってしまい困っている人も多いかと思います!
そんな腰部脊柱管狭窄症について①症状と病態②痛くなるメカニズム③セルフケアのポイントをなるべく分かりやすく説明していきたいと思います(*゚∀゚*)
歩くと痛くなって、休むとまた歩けての繰り返しなんだよ。
その気持ち分かるわ。わたしもレントゲンで神経の出口が狭くなっていると言われたわ。お家でも何か出来ることはないかしら。
腰部脊柱管狭窄症についてなるべく分かりやすく解説していくので、皆さんもこの病態について理解を深めていきましょう!最後にはセルフケアのポイントも教えていきます♪
それでは『腰部脊柱管狭窄症』についての解説をはじめていきます( ̄^ ̄)ゞ
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症状と病態
腰部脊柱管狭窄症とは、生まれながらの先天性、あるいは年を取ってからの退行性変化によって椎間板や靭帯、関節などといった神経組織周囲にある変性やそれに伴う肥厚により、脊髄からの神経が慢性的な圧迫を受けている状態をいいます。
このような慢性的な神経の圧迫により、下肢痛やしびれ、または運動麻痺や感覚障害といった症状になっている状態を腰部脊柱管狭窄症といいます。
特徴的な症状は『間欠性跛行』というものがあります。それは安静時には無症状であったり、または軽い症状だが、歩くと症状が出て悪化して歩くことの継続が困難になってしまう。だが、少し休むと再び歩くことが可能になるという状態のことをいいます。
その他、身体を前屈すると症状が改善することや、前屈姿勢で歩いたり自転車に乗ったりする場合は症状が出ないなどの特徴もあります( •̀ᴗ•́ ) ̖́-
症状が悪化していき、膀胱直腸障害や下肢の麻痺が生じる場合は手術になる場合もあるそうです。症状が悪化しすぎると手術を行っても良い結果が得られないこともあるそうです。早いうちに整形外科の先生に相談をして治療を始めた方がいいですね(–;)
そう、まさにその症状で困っているんだよ。悪化するのが怖いから早めに整形外科に行こうかな。
痛くなるメカニズム
腰部脊柱管狭窄症の人は、歩く際に腰を反る、寝返りから立ち上がる際に腰を反る、椅子から立ち上がる際に腰を反るなどの『腰を反る』ことで神経の出口が狭くなり下肢への痛みなどが生じています。
ではなぜ腰を反るのでしょうか??それは股関節の動きが悪い、肩が丸まっている、お腹の筋肉が弱いなどが挙げられるでしょう(๑•́︿•̀๑)。それらの影響で腰が反りやすくなっている状態といえます。
よくスーパーでカートに寄りかかり買い物をしている高齢者の方がいます。それは身体を前かがみにした方が症状が楽になるからなのです。ではそのカートを取ってしまうとどうなるのか?答えは前かがみに出来ないので、身体を後ろに反らせながら歩くしかないのです。すると症状が増悪していき、先程にもあった間欠性跛行に繋がっていってしまうのです。 °(°´ᯅ`°)° 。
下肢の痛みや痺れがある方は早いうちに一度整形外科でレントゲンを撮ってもらうことをオススメします。
先程述べたように症状が悪くなりすぎると手術しても良くならない場合があるからです。そうならない前に早めに受診して原因を突き止めて下さい。早いうちなら服薬やリハビリで楽になると思います( ¨̮ )
セルフケアのポイント
腰部脊柱管狭窄症には様々な影響があります!しっかりと毎日ストレッチなどのセルフケアを行えば症状は楽になる可能性があります!
セルフケアの中でも最低限これをやって欲しいというのを教えていきたいと思います(*´꒳`*)
股関節のストレッチ
●腸腰筋のストレッチ
●大腿筋膜張筋のストレッチ
●ハムストリングスのストレッチ
胸椎(背中)のストレッチ
●膝かかえ運動
●胸椎回旋運動
体幹トレーニング
●腹式呼吸
●腹筋運動
●ヒップリフト
家でも少しづつ運動するようになったら、少しづつ歩ける距離が増えてきたわ。これからも運動は継続しなきゃね♪
まとめ
今回も腰部脊柱管狭窄症について長々と話してきました!!
少しでも脊柱管狭窄症について、理解が深まったり、セルフケアで少しでも症状が軽くなったりすると嬉しく思います(^^)
最後にオススメのグッズも載せておきますね( ˶^ᵕ’˶)b
それでは今回も長々と記事を読んでくれてありがとうございます(*´꒳`*)
ではまたm(__)m
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参考書籍:
・金岡恒治:スポーツ傷害 予防と治療のための体幹モーターコントロール 2019
・成田祟矢:脊柱 理学療法マネジメント 2019
・林典雄:整形外科運動療法ナビゲーション 2014 など